こんにちは、Jeff.Naoです。
近年、海外ではプロップトレーダーというお金の稼ぎ方は広く浸透してきていますが、実はここ最近、私の周りにいる日本人の個人トレーダーの中にも「プロップファームチャレンジ」に挑戦している人が次々に増えていて、実際に合格して資金を獲得しているという声をよく聞きます。
中には投資の経験が未経験で「プロップファームチャレンジ」に挑戦し、今では1億円以上の資金を獲得して運用をしている20代前半のプロップトレーダーもいます。
つまりは、このプロップトレーダーという個人トレーダーの新しい稼ぎ方は、今までの個人トレーダーの稼ぎ方を変えるだけではなく、これからトレーダーとしてお金を稼いでいこうと考えている人が最初の方法としても選択できる、有効な手段の一つと言っても過言ではないのです。
そして今回は、私の周りで「プロップファームチャレンジ」に合格してきた人たちが、合格する上で重要視した事について、聞いてきた話をもとに、6つのポイントに分けてお話ししていこうと思います。
これから「プロップファームチャレンジ」に挑もうと思っている人、つい最近不合格になってしまった人、少しでも合格する可能性を上げたいと考えている人にとっては、一つ一つがとても重要なエッセンスになると思いますので、しっかりと参考にしていって貰いたいと思います。
プロップファームのルールの理解が最優先!
各プロップファームが「プロップファームチャレンジ」に課してくるルールは、それぞれの会社によって異なります。これは、課題をクリアする戦略を立てる上でとても重要な事となっています。
例えば、1か月でチャレンジ口座の資金を10%増やさなければならない課題と、資金を5%増やせばよいという課題では、合格する為の難易度が全く違います。
あるいは、1回のトレードの損失を2%以内にしなければならないチャレンジと、損失を5%まで許容できるチャレンジであれば、これもまた難易度が変わります。
また、多くのプロップファームでは、テスト中に最低〇回の取引が必要という様に、最低取引回数を指定しています。この取引回数が満たせてなければ、仮にチャレンジ口座の資金を10倍に増やそうと、100倍に増やそうとチャレンジは不合格で、資金を獲得する事はできません。
間違ったルールを把握している状態で、それを知らないままトレード戦略を立てた場合、合格条件に満たない様な結果になってしまう可能性も高くなるので、最優先でチャレンジのルールは把握しておくようにしましょう。
特に、以下の点が各プロップファームによって条件が異なってきやすいので、しっかりと抑えておきましょう。
- トレード(課題)期間
- 最低取引量
- 損失率の制限
自分のトレードスキルに合ったものを選ぶ
条件が良かったり、報酬の金額だけを見て闇雲にプロップファームを決めるのではなく、自分の技量に合った、つまりは自分のトレードスキルやスタイルで合格しやすいチャレンジを選択するという事もとても重要です。
例えば、1か月で5%の利益を生み出せば良いチャレンジと、1か月で10%の利益を生み出さなければならないチャレンジでは、取引量やリスクの取り方等が全く異なってきますが、あなたはどちらが得意ですか?
また、仮にあなたの手法が普段1か月に1回、トレンドの方向性を見てエントリーする様な方法だったとした場合、テスト中に最低5回の取引が必要とされる様なチャレンジ条件であった場合、あなたは思う様なトレード戦略を立てる事は出来ますか?
世界中には多くのプロップファームがあり、それらは様々な合格条件を提示しています。日ごろから、自分自身のトレードスキルやレベルはしっかりと把握しておき、最も適した「プロップファームチャレンジ」を選ぶ事が課題を合格する為の近道となります。
チャレンジを想定した練習を行う
あなたがもし、ぶっつけ本番でプロップファームが提示するチャレンジに合格できるスキルを持っているのであれば、あるいは、決して安くはないテスト費用を無限に捻出し続けられる様な資金力を持っているのであれば、合否を気にせずに何の練習もせずに「プロップファームチャレンジ」に挑み続けても良いでしょう。
ですが、多くの個人トレーダーは課題に向けた練習を行った上でチャレンジを行う事をお勧めします。何故なら、チャレンジのルールさえ把握していれば、デモ口座等を利用して無料で何度でも課題の練習が出来るからです。
また、特にプロップファームのチャレンジに初めて挑む人の多くは、プロップファームが提示する様なトレードルールに従った実践のトレード経験はほとんど無いと思うので、最低1~2回はデモ口座を使って実践を想定した練習を行ってみた方が良いです。
何となく「これくらいの条件なら自分の日ごろの手法で合格できるだろう」という気持ちで挑んで、慣れないルールに苦しめられた挑戦者も私は多く知っていますので。
トレードで良い結果を収める為には、やはり練習を重ねる事に越した事はありません。チャレンジを想定した練習をしっかりと行うことで、本番でもその実力を発揮しやすくなります。
練習を行う際には、以下の点を想定すると良いです。
- トレード期間と同じ期間で練習する
- 最低取引量と同じ取引量で練習する
- 損失率の制限と同じ損失率で練習する
トレード手法の見直しと改善を行う
各プロップファームの課題のクリア条件はそれぞれの会社、また同じ会社でも委託される資金の金額によって異なってきます。そのため、仮にあなたがあるどこかの「プロップファームチャレンジ」に合格できる様なトレード手法を持っていたとしても、また別のチャレンジではそれと全く同じ手法で通用するとは限りません。
例えば、Aというプロップファームの課題では1日のトレードの損切の許容量が6%だとしても、Bというプロップファームでは損切の許容量が5%である場合が考えられます。この場合、仮にチャレンジ中に5.5%の損切をしてしまった場合、Aでは許容範囲でも、Bでは不合格となってしまいます。
この様に「プロップファームチャレンジ」を行うに当たっては、その課題を合格させるための適したトレード手法に改善して準備していく事がとても重要になってきます。
その上でも、まずはデモ口座等を使ってあなたの手法が課題をクリアできるかの練習をしてみると良いでしょう。エントリータイミングや損切の数値など、実際に同じ課題の環境に合わせてみて、必要とあれば改善していく事で、より合格できる可能性が高くなります。
メンタルコントロールを徹底して行う
「プロップファームチャレンジ」は、指定された期間内に高い成績を上げて合格基準を満たさなければならないため、メンタルコントロールはとても重要になってきます。仮にトレードで勝てる手法を持っていても結果が伴わないのは、このメタルコントロールに失敗している事が原因になっているケースは非常に多いです。
また、選択するチャレンジによっては、その合否によって何百万円、あるいは何千万円の運用資金を獲得できるかどうかが変わってくるわけですから、課題に挑んでいる間は平常心でいられずに、心が揺れ動きそうになる様な展開も何度も訪れる事でしょう。
「自分のエントリータイミングは大丈夫だったか?」「ここで損切するべきか?」「そろそろ利確してしまった方が良いのではないか?」など、特に普段トレードでメンタルコントロールが上手くいっていない人にとっては、自分の手法を信じていいのか、迷ってしまう様なケースは多いと思います。
当然ながら、チャレンジを行う舞台はリアルな金融市場になりますので、自分の定めた手法のルール通りに市場が動く事もあれば、全く的外れな展開になってしまう様な事は珍しくありません。そういった展開でも常に平常心を保ち、欲を出さない、自分のルールを疑わないメンタルコントロールはしっかりと出来るようにしておきましょう。
「プロップファームチャレンジ」でメンタルコントロールを行う上で、以下の3点は重視してルールを徹底しておくと良いです。
- エントリー&エグジットの目標を明確にする
- ポジティブな思考を心がける
- 損切りを徹底する
プロップファームのサポートを活用する
プロップファームによっては、「プロップファームチャレンジ」に合格する為の有益なサポートを行ってくれる場合があります。課題に挑戦する個人トレーダーに対してEAやツールを配布してくれたり、シグナルを配信してくれる事もあります。
また、もし各プロップファームの出す課題について少しでも不安や疑問がある場合は、サポートに問い合わせて確認する事はとても大切です。チャレンジを受けるにも費用が掛かりますので、勘違いや不明な点があった事が原因で不合格になってしまうのは非常に勿体ないので、わからない事はサポートに確認を行い、万全に解消した上で課題に挑みましょう。
ちなみに、ツールやEAの配布だったり、シグナルの配信のサポートを行ってくれるのは、期間限定のキャンペーンだったりするケースが多いので、より多くのプロップファームの情報にアンテナを広げておく事も大切です。
また、私たちのコミュニティでも常に広くプロップファームのアンテナを広げ、今後「プロップファームチャレンジ」を合格する為の有益な情報は配信していく予定ですので、是非興味のある方は参加してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
プロップファームチャレンジの合格者が重視していた6つのポイントとして紹介しましたが、まとめると以下になります。
- 各チャレンジのルールをしっかりと把握しておく
- 自分のトレードスキルに合ったものを選ぶ
- チャレンジを想定した練習を行う
- トレード手法の見直しを行う
- メンタルコントロールは重要!
- プロップファームのサポートも活用
これらはそれぞれ決して特別な話では無いかもしれませんが、実際に私が何人ものプロップファームチャレンジの合格者に聞いた上で、彼らが最も重要視していた事ですので、これらをしっかり対策する事で課題の合格に近づけるという事は明らかに結果として表れています。
闇雲にプロップファームの課題を受けてチャレンジ費用を無駄にしてしまわない為にも、しっかりと計画と戦略を立てて行くことは大切になってきますので、もし自分に足りてない物があるとしたら一度見直しをしてみて、チャレンジの対策を立ててみると良いでしょう。
今回の記事で紹介している様な「プロップファームチャレンジ」の合格に必要なエッセンスや、各プロップファームの新しいキャンペーン情報、また資金獲得の為のお手伝い等を行えるようなコミュニティを私たちは作っていきたいと思っています。
これらはトレーダーの新しい生き方としてのコミュニティを広げていきたいので、参加は無料です。有料のサービスの紹介も行っていきますが、勧誘等は一切行っていませんし、参加するだけでメリットがあるようなコミュニティを作っていきたいと思っていますので、是非気軽に参加してもらえればと思います。