こんにちは、Jeff.Naoです。
私はプロップファームチャレンジに合格して、プロップトレーダーとして大きな報酬を手に入れる事こそが、トレーダーとしての新しい稼ぎ方だと強く考えており、このブログやコミュニティを通して様々な情報を発信していく予定です。
プロップトレーダーになる事はトレーダーとしては非常に魅力的な事で、チャレンジに合格して資金を獲得する事が出来れば、自分で資金的なリスクを負わずに、大きな運用資金で、利益を上げれば大きな報酬を獲得できるという、今までの個人トレーダーとしての稼ぎ方では考えられなかった新しい道が開かれます。
ただ、日本の個人トレーダーがこのプロップトレーダーを目指す上で、まだ情報や知識が薄いため、なかなかチャレンジを受ける勇気が無いという相談を受けます。私もプロップトレーダーを目指す個人トレーダーからの相談をよく受けますが、よくある相談として、プロップファームチャレンジ合格後の流れがよくイメージできないというものでした。
昨今プロップファームチャレンジを実施しているプロップファームが多く見られる様になり、個人トレーダーにとってもより多くの選択肢から自分のトレードスタイルに合ったルールを設定しているチャレンジを選べるようになりました。
ただ、こういった入り口が多くても中身が見えにくいというのは、特にチャレンジを受けた事が無いトレーダーにとってはハードルが高い気がすると私も感じています。また、プロップファームは海外サイトばかりなので、英語が苦手な人にとっては、細かく内容を把握する事も大変だと思います。
という事で、今回はプロップファームチャレンジ突破後の流れを、実際に今現在チャレンジを実施しているプロップファームの一つである「Nova Funding」の流れをもとに説明したいと思います。
解説用に「Nova Funding」のチャレンジに合格しました。
意外と思われる様な注意点もあるので、是非最後までお付き合いください。
プロップファームチャレンジ突破後
「Nova Funding」のチャレンジの合格通知
規定になっているルールに基づいて無事にプロップファームチャレンジを突破すると、プロップトレーダーとして契約を行う為のライセンス認証と契約書が配布されます。「Nova Funding」の場合、チャレンジ時に作成したアカウントにログインし、ダッシュボードから契約書をダウンロードして、署名の上指定されたフォームから提出します。
ライセンス認証を行った後、契約書を提出すると、所定の期間で受領通知と共に獲得した運用資金が入った口座のアカウント情報が送られてきますので、その時点で晴れてプロップトレーダーとして稼働していく事が出来るようになります。
また、MT4やMT5等、資金運用環境のログイン情報等が送られてきますので、それらを参照して自身のPC等の運用環境でセットアップを行って運用を開始します。
「Nova Funding」のチャレンジ合格後に必要情報や書類が取得できるページ
運用開始後に注意しておきたい点
ここで注意して欲しいのが一つ、今回の「Nova Funding」の場合、契約書の受領後に運用開始となった場合、そこから〇日までに最初の取引を開始する必要があるというルールがあります。
プロップファームがプロップトレーダーに資金の運用を委託するのは、取引を行ってその資金から利益を稼いでもらう事なので、多くのプロップファームではこういった〇日までに最初の取引を行うといったルールや、トレード期間を〇日間開けてはならない等のルールが指定されています。
指定の期間までに取引を開始しなかった場合、チャレンジの合格が無効になってしまう可能性がありますので、トレード期間については予めしっかりと確認しておく必要があります。
資金運用に関するルールや禁止事項
各プロップファームではプロップトレーダーに対してトレードに関してのルールが設定されています。月の最低取引量の規定があったりと、各プロップファームによって条件は異なりますが、内容としてはプロップファームチャレンジに課された課題と同程度の条件が継続している点があります。
これらのルール関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい。

また、プロップファームごとに条件は多少違いますが、ルールとは別個に禁止事項が定められている場合があり、総じて明らかに高すぎるロットを持つエントリーなどの、ギャンブル性の強いトレードやリスクの多きトレードなどは嫌う傾向にありますのでこちらも注意しておいた方が良いでしょう。
違反を繰り返すと、最悪の場合口座凍結となってしまう可能性もありますので、この点は十分に注意しましょう。指定されているルールはチャレンジに合格できるレベルの安定した手法で運用を行っていれば問題ないものがほとんどで、無理難題を押し付けられる様な事はありません。
プロップファームの運用口座を凍結されたらどうなる?
運用口座を凍結された場合、基本的にはその口座の復活は難しいと考えてください。また、その場合同じプロップファームから資金を獲得する為には、再度プロップファームチャレンジからスタートする形となります。
「Nova Funding」は獲得した利益を複利に回せますが、こういったプロップファームの場合、口座凍結になって最後チャレンジからやり直す場合は時間的なロスや、精神的ストレスも厳しいので、ルールや禁止事項は必ず確認した上でそれに沿った資金運用をするように心がけましょう。
獲得した資金の運用から報酬を獲得するまで
プロップファームから獲得した資金を運用し、トレードで利益を出した場合の報酬確定までの流れについて解説します。
例えば、$100,000口座を運用した結果、月利6%の利益が出た場合、運用残高は$106,000となり、当月の利益は$6,000となります。この当月の利益をプロップファーム側との決められた分配率で分け合う形なります。
一般的にはプロップトレーダー側の取り分としては50%~90%の範囲で獲得する事が出来ます。上記のケースで$6,000の利益を出した場合、$3,000~$5,400がプロップトレーダーとして受け取れる報酬となります。
これらの報酬の分配率は各プロップファームやチャレンジの種類によって異なったり、利益率によって段階的に変動するケースがあったりしますので、報酬割合については事前にしっかりと確認した上で、納得できるプロップファームを選択しましょう。
ちなみに、「Nova Funding」の場合は、獲得利益に応じて段階的に報酬の分配率が上がる方法を採用しています。
報酬獲得後の運用残高はどうなる?
上記の例で、$6,000の利益確定後に報酬を分けた場合、翌月の運用残高については$100,000にリセットされてしまうように感じるかもしれませんが、「Nova Funding」をはじめとした多くのプロップファームでは報酬獲得後も運用残高は減らず、前月の残高から継続となります。
つまりは複利運用が可能なプロップファームの場合、報酬を受け取ったとしても、翌月は$106,000の残高からの複利運用を行う事が出来ます。
これによって毎月安定した成績で利益を出し続ける事が出来れば、その分運用残高を増やす事が出来るので、市場に投じる事が出来る資金も増える為、そこで得られる報酬も増えていきます。これはトレーダーにとっては大きなメリットといえるでしょう。
また、プロップファームの中には継続して利益を出し続けることでプロップファームとの利益の振り分けの条件が良くなるケースもあります。安定して利益を出してくれるトレーダーに対しては手厚く報酬を出していくプロップファームの傾向が多いため、チャレンジ合格後は慌てず堅実な運用を心掛けて、報酬額を増やしていきましょう。
【追記:2024年1月】Nova Fundingのルール改定
このページで例として上げています、私たちIFCがお勧めしているプロップファームの1つである「Nova Funding」では、トレーダーへのルール改定が行われ、運用資金は複利運用ではなく、月ごとに獲得報酬額にリセットされる仕様となりました。
こちらに関しては、一見安定したトレード利益を出し続けても報酬額が増えないというデメリットに感じてしまうかもしれませんが、上記変更に対して、報酬獲得ごとに報酬割合大きく増えていく仕様に変更されました。
- 1回目の報酬獲得⇒トレーダー割合50%
- 2回目の報酬獲得⇒トレーダー割合70%
- 3回目の報酬獲得⇒トレーダー割合80%
上記の様な形となった為、比較的早いステップで高い報酬割合に達成できる仕様になっていますので、初心者にとっては特にプロップトレーダーとして稼ぎやすく、依然IFCとしてはお勧めのプロップファームの一つとして考えています。
まとめ
簡単な解説になりますが、上記がプロップファーム「Nova Funding」を一例にしたプロップファームチャレンジの資金獲得後の流れになります。
もちろん、運用を行っていく中で細かな流れはもっと沢山ありますが、そういったものも今後コンテンツをして提供していけるようにしたいと思います。また、今後は私たちが推奨する他のプロップファームの運用の流れ等も説明していきたいと考えています。
私たちIFCはコミュニティを通じて、チャレンジに合格者したプロップトレーダーの資金運用についても様々なサポートや情報を提供していきます。コミュニティ参加は無料です。有料のサービスの紹介も行っていく予定ですが、勧誘等は一切行っていませんし、参加するだけでメリットがあるようなコミュニティを作っていきたいと思っていますので、是非気軽に参加してもらえればと思います。